24年度大学合格者は23年度の半分から3分の1
24年度の大学合格者数は学校発表が何故か未だにないので大学合格サイトのinter-edu.によると23年度と比較して早慶が3分の1、東大やGMARCHが約半減してしまっています。しかも1人で2校から3校受かっている人もいるため実際の人数は発表の数の7割から6割でしかないのです。中等は推薦がほぼ無いので実力で大学に入らなければならないのでかなり心配です。また25年度以降は学校の指導方針が大きく変わったので、更なる減少が予想されます。その根拠は指導法が24年度迄の生徒とは以下の様に変えてしまったからです。①内進生は小学部の上位半分の人達でさえこの結果。全入になって下位半分の人達はどうなるか。②内進生は小学部で中学入試レベルを今年の高3以降から習わなくなった。中学入試で中3迄の内容を習った事を前提として中学の授業は1年半位で中学3年分を習いテストされる。ベースを習ってきた外進生でさえ速いのに、ベースの無い内進生はどうなっていくのか。③4段階の能力別指導でレベルに合わせた適切な内容の授業と能力に合わせたそれぞれのレベルでの異なるテストで伸ばしてきたのを辞め、ほぼ同じ内容の1つの授業としテストも1種類だけになった。その為上位者には易しく、下位者には難しくなり、1人1人を伸ばすのは難しくなった。④進度がとても速いので未習熟の生徒を出さないように復習の授業とテストを行ってきた数Rの授業を廃止した。復習の面倒を学校がフォローしてくれていたが今後は個人の責任に任せられた。⑤他校に多くみられる中弛みを防ぐため1発勝負の高校入試で緊張感を持たせてきたが、それも廃止され中弛みが顕著になった。⑥中弛みを防ぐための年2回の校内模試で順位を出し、公表。中1から駿台やZ会の難しい校外模試も年3回学校で受験していたがこれも廃止。かつては入学後に生徒を一番伸ばしている学校と東洋経済で取り上げられたが、違う別の道を共学中等は選択した。⑦全員が中等に合格出来るように小学部では中学入試のレベルを教えるのは辞めてしまった。共学中等からこれだけ多くの変革がなされました。特に内進生(小学部から)の人は今後GMARCH以上や医学部等の大学に進学するためには、小学部でかなり上位者でないと難しくなるでしょう。短絡的に受験問題集を解かせるのではなく、アクロスでは進学校だった頃のより高いレベルの問題で悪い流れに抗って指導して参ります。たった1つだけの教室ですが国立・私立の医学部に3名それぞれ進学し早慶上理にも6名合格し、卒業生全員が合格しました。学校の状況が変わっても今後も今年同様の結果を続けられるように変わらず指導して参ります。