賢い大学への進学方法について
今年度の大学合格者の集計にはもう少し時間が必要ですが、23年・24年度はどうだったか皆さんご存じですか。学校よりの結果配布が無くなり、ご存じない方が多いと思いますので紹介させて頂き、今後の大学入試に向けて考えて見ようと思います。高校から入られる方は圧倒的に指定校推薦での合格の方が多いので推薦が貰えるように学校の成績を上げる事が第1目標となります。推薦が余りない(早稲田と理科大、一部の医学部のみ)中等の方達について今回は考えて見たいと思います。まず現役での合格者数の推移ですが23年から24年度で早稲田27名から11名へ、慶応29名から10名へ、上智25名から7名へ、理科大32名から24名へ、明治55名から28名へと大幅に減少しています。25年度は共学となり生徒数が約2倍に増えました。しかし恐らく合格者数は少し増える位に留まることが予想されます。その根拠は教育内容の容易化にあります。期末テストを見ても23・24年度よりかなり易しくなっています。アクロスで宿題をキチンとやり実力をつけた生徒は90点前後は取れる内容です。そんな易しいテストでも中等3・4年生はモチベーションが下がっているので平均点が50点もいかないかも知れません。学校も気付いていてそれで、急に今迄断っていたSMARTや日東駒専の推薦をお願いしてでも貰える様にすると言い出しました。ただ今年は数だけはある程度揃えましたが、上記の大学の推薦はまだありません。断ってきたのでアドバンスコース並みの数を貰える迄は2・3年かかるかもしれません。上記の大学は1人で2・3校合格している生徒が多い事を考慮すると早慶や医学部、国立を目指す方は学年30位以内、出来れば20位以内を目標に頑張りましょう。SMARTを目指す人は先ずはどちらもαクラスに入れることを目指しましょう。日東駒専なら学年の半分以内が目標です。ただこの目標に入れていないからといって悲観しなくても良くなるかもしれません。理由は指定校推薦の拡大です。ただ、アドバンスコースの人達の様に半数も推薦が貰えるわけではありませんし、日東駒専以上の大学となると数は限られます。SMARTの推薦ならαクラスに入れなくとも少なくともβクラスの上位でないといけませんし、毎回課題を期日までに出してないといけません。それでも一般入試で入るよりもかなり楽で現実的です。とにかく学校のテストで点数が取れるように頑張っていきましょう。