スクープ、共学中等の現状
アクロスでは学力育成の為に必要な事を全て廃止したことによる学力低下を危惧して、7・8年前のレベルに戻して指導していました。先日父兄には配布しない内部資料を特別に見せて頂く機会があり、読みが甘かった事を痛感しました。中等4・5の外部試験を分析したもので、なんと共学中等はプログレス・アドバンスよりかなり悪く、スタンダードコースと同じ結果でした。MARCH以上に合格可能と思われる生徒が2割を切っており、何と桜美林高校よりも悪い結果になっており驚愕しました。長年断り続けた推薦を急にこちらからお願いしに行くように方針変更した訳が分かりました。勿論、意識高く頑張っている生徒もアクロスには多く通われています。ただデーターが示すように意識の低い人がかなり増えてしまいました。実はアクロスでは1月から毎回宿題を出し学力定着に努めてきたのですが、αクラスで頑張っている人たちには、今の学校では習わないようなかなり難しい宿題を今週から出すように切り替えました。宿題はαクラスの人でも半分も出来ない内容ですがやってきた人には解説して理解させます。20年前の桐蔭のやり方です。正直手間はかかりますがここまでやらないと駄目だと痛感したからです。大学進学にあたりαクラスの上位を目指すか、βクラスでも学校のテスト成績を改善して指定校推薦を貰うことが現実的な賢い選択になります。データーを見ていない方の中には懐疑的になる方がいても当然の事だと思います。共学中等は今までの中等より1.8倍位生徒がいます。果たして今年の高3の合格者数が去年の1.8倍を上回れるか数字が判明した時点で改めて検証しますし、もう少し詳しくデーターの説明をいたします。