小中学生の皆さん、平均点以上なら大丈夫だとお考えですか？

小中学生のご父兄の中には７０点～８０点位とれていれば心配ないだろうとお考えの方が多くいらっしゃる様です。ある意味もっともだと思います。実は正しい認識では全くありません。そう断言出来るデータがあります。実は小中学生のテストは差が目立たないように平均点が７０点～８０点の易しいテストに変更されています。だから多くの人が８０点位は取れます。でも易しいテストでは大学入試には通用しないので高校生は大学入試に向けたレベルのテストをしています。例えば中等の高校生は２００点満点の共通テストを3週間前に実施しました。２００点満点なのにβクラスの平均点は下から順に１４点・１９点・２９点でした。もっと驚くべき事は１００点満点に換算してみると３０点以下の生徒が１５１人中１００人近くもいました。つまり今、平均点より１０点良い位では３０点以下に入ります。今の高校生は内進生の場合上位の半数しか中等への進学が許されていません。現在の中学生より中等に入るのが難しかった人達です。それでもこの結果です。ほぼ全員が入れる今の人達の先が心配です。毎年中等生は半数以上浪人していますが、急に易しくした中学生の行く末に不安を感じています。蛇足ですがアクロスの中等生は、中学生は１００点でした。高校生も数学が苦手な人でも上位４０位以内で、得意な人達は数人トップ１０位でした。今年の学校の大学入試の結果に注目して下さい。アクロスも後数日で良い途中経過をお知らせ出来るかと思います。