期末テストの直しは終わりましたか
少し前に熱心で良く考えておられるご父兄からご質問を頂きました。中等のα1は難しいことを学習し試験でも出されているのに、どうして大学合格の実績が昔と大きく違っているのですかというものです。多くのご父兄が疑問に思われていることだと考え、ご回答させて頂きます。桐蔭が急激に成長した大きな要因は、能力別授業と1発勝負の理数科への全生徒の高校入試と実力テストです。中弛みをさせず絶えず緊張感を持たせて切磋琢磨させてきたことが躍進の鍵でしたが、今の時代に合わないとのことでほぼ全て廃止されました。(現中等1・2は能力別授業さえ無きに等しいです)でも生徒の皆さんには何とか出来ることが残されています。それはテスト直しです。テスト内容は公立の学校に比べ早く難しいです。その内容を毎回きちんと復習して自分の力にしていますか。仮に毎回2割から3割全ての教科で間違えがあったとしてそれを6年間そのままにしたら大きな積み残しとなり、入試で遅れをとることに気が付きませんか。速く難しい内容をやるから大学に受かるのではありません。それをどれだけ自分の学力として吸収したかで受かる大学が変わるのです。英語や数学だけでなく国語や理科・社会もきちんとテスト直しと覚え直しをすることがとても大切です。昔ほど直しの提出を求められないからといって放置するのは危険です。アクロスでは、国語(古文・漢文)も理科社会も分からない問題は説明できますのでドンドン聞きに来てください。毎回の直しはマストです。