2学期に向けて(1学期を終えて見えてきたこと)

2学期の授業が始まりました。1学期のテスト問題から去年や一昨年とは明らかに変化があります。共学中等になってからテスト問題を非常に易しくしたのですが、今年は昔の中等のレベルに戻し難しくしました。しかもクラスのレベルに合わせた試験ではなくαクラス用の一律の試験になったため、βクラスの人にとっては難しく、どの学年も100点満点だったら10点や20点の人が相当数出ています。これは今回だけ特別難しかったのではなく、今後もむしろもう少し更に難しくなるでしょう。根拠は大学入試の実績の低下(高校で無試験で入学出来るようにした)への解決策の為です。テストをクリアするためアクロスでは単に問題集だけ解かせるのではなく(初期段階は行う)どのレベルの、どういった問題迄解いておかないといけないか考え対策問題を作成して対応していきます。学校のテストで結果が出ないのに大学入試で結果が出るはずはないのです。また、小学生は変わらず中学入試レベルの問題は一切教えなくなってしまいました。その為テスト問題が難しくなった中1の内進生は今回驚くような点数を取った人が少なくなかったようです。中学入試は中学内容の先取りなので外進生は当たり前の様に習って知っている事でも内進生は知らないことばかりです。図形もそうですが食塩水や旅人算・損益算など方程式では必ず出される問題も内進生は習ってないので方程式が作れないのです。他にも多々ありますが、小学部が昔の内容に戻さない限りは中学入学後に外進生との学力差が広がる一方です。中3や高校生の内部模試や外部模試では3人に1人位は30点未満しか取れていないことを皆さんはご存じですか。アクロスはやるべきことは熟知しているのでそこをキッチリ押さえてあげれはレッスンのある中2・3でも今回もβクラスからαクラスに複数人上げることに成功しています。1学期の試験でやり方が分からず失敗してアクロスに来た人も2学期には20点、30点アップ出来るように、前からいる方は英・数の少なくとも片方はαクラスになれるように指導していきます。また小学生も中学入学後に困らぬよう、外進生に負けずに上位に入れるように指導していきます。コロナ禍ですが、試験前も含めて休まずに来ていただければ上記の目標は高いハードルではありません。