注意すべき２つの点

１点目は、中高生の方へ。共学中等になって数Ｒが無くなりました。中等や前身の理数科の特典であったもので普通部より多く数学の時間を取っていたものです。進度が速いため未習熟の人の為の復習と、大学入試に向けた演習の為の教科でした。これが無くなりました。つまり今まで以上にその都度のテストで定着させていかないと出来ないこと・わからないことが雪だるま式にドンドン増えてしまい、入試ではマイナス以外の何物でも無くなってしまいます。復習は各自に任され、ドンドン新しい事に進んでいきます。２点目は内進の小学生の方へ。中等創設時に桐蔭を作り大きく育てた故鵜川学園長は、小学生に方程式を教えるべきだとおしゃっておられました。意図は特殊算は不要で、かえって弊害になるからです。（ほんの１部だけ例外）もし、よく理解していない塾で問題集のコピーでやらされても無理してマスターしようとしなくて良いですよ。外進生は入試のためやらないわけにいきませんが、中１の方程式で少し苦労する人が出ます。マスター出来るように時間はかかりますが、指導して参ります。